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音楽、飛行機、宇宙などの趣味雑記をぼちぼち書いてます

Audio-Technica ATH-CKM99 レビュー

「ヘッドホン イヤホン」の記事にて簡易なレビューを載っけたCKM99ですが、
折角なので詳細なレビューも。
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チタンとステンレス、2つの金属で構成されたハウジングが目立つ、
オーディオテクニカのモニターシリーズ、ミドルクラスですね。
発売から結構経ちますが、自分は購入してから約半年程度使用してます。
エージング的には200時間は越えてるものと思います。

使用環境はWalkman A867直挿し。EQはフラット。
試聴ジャンルはロック、ポップ、クラシック、テクノと色々。雑食なので。

あちこちのレビューで書かれている通り、キラキラと澄んだ高音が特徴です。
エージング前は「耳がやられてしまう」位に刺さりましたが、現在は幾分落ち着きました。
ですが、ソースによっては刺さりますね。サ行とシンバルが。
Luneに交換した10Proより高音域が鋭いです。

解像度は文句無し。ここは流石モニターシリーズ。

ですが、完全なモニター系の音ではなく、適度に「味付け」がしてあるっぽいです。
無機質な高音の硬さではなく、爽やかな抜け方をするようにチューンしてある印象。
よって弦楽器等の生音系は少し空気感を含んだ、ノリの良い音に聞こえます。
頭の中をス~っと抜けていくような?
ですので装飾された音が嫌いな方にはオススメできないですね・・・。

ディストーション系ギター音のソリッド感にはもってこいです。
マニアックなトコではシングルPUの曲では硬すぎますが、ハムPUの音はかなり好み。
金属感が凄く体感出来るので、シンバル等の金物系も得意っぽいですね。

反面シンセを多用する曲にはちとキラキラしすぎていて、聴き疲れが発生するかも・・・。

ミッドレンジの艶が欲しいJazz系も、やや味気無く聞こえるので苦手かもしれません。


高音だけが特徴では無く、意外にも低音域もしっかりしてます。
量的にも充分。低音厨には物足りないかもしれませんが、自分には不足してる感はありません。
CKSシリーズには量では敵いませんが、あちらより芯がしっかりしてる印象。

低音の質も文句無し。ぼんぼん系ではなく、ずんずん系(謎)。
・・・弾力があると言った方が分かり易いでしょうか。
ぼわつきも全然無く、楽曲全体の締まりを良くしてくれてます。
バスドラムがとってもタイト。

ちなみに購入直後はかなり量もあり、ぼわついてるので「失敗したか・・・」とも思いましたが、
鳴らしこんだら上記の様な優れた低音に変化しました。

音場はそこそこ広い方ですが、10proと比べるとこじんまりとしてます。
横より前後の方が体感しやすいです。でも、拡散し過ぎてない程よい塩梅。

フィット感は「並」。しっかり入ってても、なんか微妙に浮く感じがします。ドライバでかいからかな。
ですが、外れる事は殆ど無いです。イヤーピースも豊富なので合わない人は少ないと思いますよ。
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:装着時。結構ハウジングは目立ちます。安っぽくは見えません。多分。

遮音性はカナルでは平均以上、エティモ以下でしょうか。・・・比べちゃいかんな(笑)。
電車の中ではあまり気になりません。アナウンスは注意すれば聞こえる程度。
寧ろ気になるのはタッチノイズの方と言う・・・。

音漏れも爆音でなければしません。ハウジングの隙間から気持ち漏れますが、
普通の音量でしたら問題ないと思います。
もっぱら高域が強い機種なので、音量上げなくても充分聞けるかと(笑)。

ケーブルが唯一気に入らない点。0.6mなので胸ポケット推奨なのでしょう。
自分はカバンやズボンのポケットに入れておく事が多いので、付属の延長コード付けてます。
あと、少し硬めなのでクセが取れにくい。

総評&こういうのが欲しいという人へ:

全帯域バランスが良いので、オールマイティな機種が欲しい方に最適。
なので強烈な個性を求める変態な方にはオススメ出来ません。

ウェット系ではなくドライ系。良い意味でタイト、悪い意味で味気ない。
モニター系より装飾されたノリの良い音が欲しい方向き。

得意ジャンルはロック(男性ボーカルもの)。女性ボーカルは線が細いかも。
テンポの良い疾走気味の曲が一番楽しく聴けます。

上記の様に何でも無難にこなす優等生なので、そのうち飽きるんじゃないかという不安もあり(汗)。


10000円前後の予算でしたら間違いなくオススメする一品。
エージング前と後ではかなりキャラが変わるので、見捨てずしばらく鳴らしこんであげてください(笑)。
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by Hachirockun | 2013-02-28 23:24 | 音楽 | Comments(0)